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成長を促すために、株分けを実施

地域貢献委員会では、足尾の山々に緑を取り戻すため、毎年秋にどんぐりを拾い、育苗ポットに2～3個ずつ植えています。発芽率が100％ではないため、複数個を植えておきますが、ある程度育った段階で、一番元気な苗を残して間引く必要があります。しかし、せっかく芽吹いたのにそのまま間引いてしまうのはもったいないということで、株分けして植え替えることにしました。

7月22日、作業する地域貢献のメンバーたち。数えてみると140個のポットから複数の芽がでていました。

根を傷付けないようにするため、根の周りの土を落とさずに植え替えたいのですが、苗木同士や底網ネットに根がガッチリ絡んでいて、なかなかうまく分けることができません。作業は思ったより難航しました

格闘すること約1時間半、植替えが完了した約300個の育苗ポット！

たっぷり水を与えたあとは、駐車場の隅に移動して保管します。

今年6月に発芽した苗木は370本。今回の株分けで150本分が増え、合計520本を準備することができましたが、長期間続いた暑さのため残念ながら約半分が枯れてしまいました。

生き残った苗木は288本は、27軒の里親様に託すことができました。里親様、お手間をおかけしますが、数年間、成長を見守ってください。よろしくお願い申し上げます。