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2023.07.02 足尾緑化プロジェクト

第27回 足尾・春の植樹デー

 

5月27日、久蔵口植樹地

5月27日、NPO法人足尾に緑を育てる会主催「足尾春の植樹デー」に読者ボランティアと参加しました。昨年に続き松木地区・九蔵口植樹地での植樹作業です。現場の広大な山の斜面は、2007年から体験植樹の場として使われ、近年は春の植樹デーの低地の植樹地にもなっています。写真右奥の森は、過去に植樹された木々が大きく成長した風景です。

 

さあ、いよいよ植樹開始。苗木はひとり3本、苗木1本につき土1袋と500mlのペットボトル1本を持って植樹地へ向かいます。

 

植樹地は斜面が急なため土の流失を防ぐように木柵を設置、また荒れた土地の土壌改良をして植樹した木々が生育しやすい環境を整えています。おかげで作業もしやすい。写真は、入口から運んだ苗木を読者ボランティアの皆さんが丁寧に植える様子。

 

植樹が終わり、昼食をとる場所に移動します。道すがら見ることができるのは過去に植えた苗木たち。少しずつですが、確実に足尾の山に根付いていることが観察できます。所々にある看板は、様々な企業や団体、または個人の名前入り。植樹の記念として立てていかれるのでしょう。社長が「うちもやろうかな~!」と。来年から弊社の看板も仲間入りするかも・・・です。

 

先へ進むと、人の身長を越えるぐらいまでに育った木が茂る区画に。様々な種類の新緑が美しい。過酷な環境でも力強く育つ様子に感動します。

植樹後あるご夫婦から、「植樹バスツアーは、ずっと企画して欲しい。有料でも参加するよ」と声をかけられ、「私が社長のあいだは続けます」と返事をしたと嬉しそうに話していました。弊社の緑化プロジェクトは今後も継続して参ります。

 

立松和平顕彰碑の前で恒例の記念撮影。31名の読者ボランティアと弊社社長(写真中央寝転ぶ人)・社員1名、合計で33名。参加されたメンバーの内訳は、お友だち同士やご夫婦、お一人様など。「バスで隣同士になった方と会話が弾んだ」「来年は友だちを誘って参加したい」と感想を寄せてくださった読者も。参加されたボランティアの皆さま、今年もご協力いただきありがとうございました

 

 

古河足尾歴史館見学

植樹・食事を終えて、次に向かったのは古河足尾歴史館。足尾の町・足尾銅山や旧足尾鉱業所についての歴史や資料を展示した施設です。

館内は貴重な写真や資料、ジオラマなどが所狭しと展示されています。館長(写真右)の説明に耳を傾けます。

 

古賀足尾歴史館の敷地内にはレールが敷かれ、足尾の街中を走っていたトロッコに乗車できます。皆さん、童心にかえったようで楽しそう。何度も何度も乗車される方もいらっしゃいました。同館では全国各地から集めたトロッコ車両の保存や、トロッコ関係の資料館を併設しています。

古賀足尾歴史館 栃木県日光市足尾町松原2825